
犬を購入する上で多くの方が考える、トイレのしつけ・餌・ワクチン・その他事項について
説明致します。
まず、トイレのしつけについては、重要なポイントでよく言われるのが
@トイレの場所を決める。
Aミスをした場合、排泄そのものではなく、違う場所でしてしまった事に対して怒る。
Bきちんと出来た時は誉める
という事があげられます。
まず@トイレの場所を決める事ですが、それを助ける為には下図のように
ケージの中をしっかりと区別してあげると良いと思います。

トイレのしつけの際、ハウスの中は常に清潔な環境を保ち、ハウスは汚さないという感覚を身に付けさせます。
食後と寝起きは排泄を行うことが多いので、観察を行い、必ずケージ内へいれておきます。
この時、Aを意識していてください。
ポイントとして子犬のうちは、ケージ面積を小さく、トイレを大きくして、トイレの上で排泄をさせるような
工夫をします。すると当然、トイレの上で排泄する確率が上がりますので、きちんと出来た時は誉めて
慣らしていきます。
出来ない場合、ウルトラワイドサイズ等のペットシーツを敷いて、周りを囲い、その中でさせる方法等も
あります。創意工夫、いろいろ試しましょう。
トイレのしつけを覚えるまで犬によって期間の違いはありますが、ほぼ必ず覚えるようになりますので
諦めずに根気良く教えて行く事が大切です。
餌については原則として引き渡し前に食べていたフードを与えます。理由は急にフードを変えると
下痢をしたり、食べなかったりということがしばしばあるからです。新しい環境に
移る事で、かなりのストレスを子犬に与えるので、あらゆる事ができるだけ急激に変化しな
いよう心がける事が重要です。また個体によって餌の量や、与える方法など
も違いますので、販売者によく聞いて購入なさる事が大切です。
当店の与え方は、犬の餌与え方、で確認頂けます。

ワクチンについてですが、子犬は誕生後、親犬から母乳を通じて病気に対する抗体をもらっています(上図参考)。しかし、抗体は
効果が右肩下がりに減少していき、生後約2ヶ月ほどでかなり減少すると考えられています。抗体が非常に少ない状態で病原体が体内に侵入すると危険なので、この頃
ワクチンを打つのが効果的だと言われております。ただし、抗体というのは目に見えないもの
であり、正確な有効期間が分からないことから、この時期に打つのが無難だろうという目安に
過ぎません。
ワクチンを接種したからといって病気にならない事はありません。ワクチンを接種していても、仮に伝染性の病気を発症した子犬と一緒に居れば、高確率で感染します。ワクチン本来の目的は病気になる確率を下げる事にありますので、ワクチンを摂取しても100%はないという事を頭に入れておきましょう。
また犬の状態によっても接種すべき時期は変わってきますし、一言にワクチンといっても様々なメーカーのものがあり、ワクチンプログラムが変わってきます。販売者はそのような
理由も踏まえ、お引渡し前に判断の難しい1回目のワクチンは接種してから譲る事が理想だと思います。2回目
以降のワクチンについては、1回目のワクチンの内容を考慮し、次回の接種時期を決定します。
子犬というのは、人間の子供でもそうですが健康も挙動も不安定なものです。一番かわいい時期ですが
同時にとても危険な時期でもあるのです。客観的にいえば、どんな動物でも小さい頃の病気や死亡率はとても高いのです。
また、初めて子犬を飼う場合は特に、ちょっとした子犬の動作でとても不安に感じるものです。
「子犬なんて餌をあげておけば大丈夫だろう」というお客様でも、購入後に罹る動物病院等は予め調べておくと良いでしょう。
上記のような理由から、体調が崩れたり、何か質問があるような場合、すぐに連絡がとれる体制を整える事が販売者には望まれます。